【書評】なぜ、あなたは変われないのか 古川武士

こんにちは。マノヒロミ(ぴよちゃん)です。
今日は書評です。
先日の「ポジティブ・チェンジ」に続いて「変わる」をテーマにした本。
なぜ、あなたは変われないのか?」 古川武士さんです。

 自己啓発本を読んでもセミナーに行っても変われないのはなぜ?

「ポジティブ・チェンジ」の書評にも書いたように、人間なかなか変化できないもの。

苦しんで変わろうとするのではなく、変わる課程じたいをポジティブにしよう、
というのが「ポジティブ・チェンジ」でした。

「なぜ、あなたは変われないのか」は「ポジティブチェンジ」とは、アプローチの仕方が違います。
「ビリーフ」というものに焦点がおかれているのです。

 

まず「ビリーフ」とはなにか。

ビリーフとは、その人にとっての「根深い思考習慣」のことです。
自分では「これが常識」と思いこみ、存在にすら気づいていない

だから、変えようにも変えることができないんですね。
だって「存在すること」自体に気づいていないんだもの。
透明人間みたいなものです。

たとえば、私が自分のことを
「家事も苦手で気力も体力もないズボラ主婦だ」
と思い込んでいたのも、ビリーフの一種なのでしょう。

ポジティブ・チェンジ」の書評で、
「俺はキモい」と思う人と「俺は魅力的」と思う人の行動比較を書きましたが、
これもビリーフの典型的な例ですね。

 ビリーフとは?

ビリーフとは「根深い思考習慣」のこと。

どんなものがあるかというと……。

1.自分への認識(自分をどう思うか)
2.他人への認識(他人をどう思うか)
3.世の中への認識(世の中とはどう言うものか)
4.理想ルール(「○○であるべきだ」というルール)
5.禁止ルール(「○○してはいけない」というルール)
6.拡大解釈の法則(「○○は××だ」という法則)
7.原因と結果の法則(「○○したせいで××になった」という法則)

以上の7つがあります。
1から順に例をあげると、こんなかんじですね。

「自分は頭が悪い」
「みんなは私より優れている」
「世の中みんな、裏で悪いことをしている」
「母親は育児も家事も完璧であるべきだ」
「お金もないのに旅行に行ってはいけない」
「政治家は金に汚い」
「親が甘やかしたせいでニートになった」

上にはネガティブなビリーフばかり書きましたが、当然ポジティブなビリーフもあります。

この本では、ネガティブなビリーフを小さくし、
ポジティブなビリーフに置き換えていくのを目的といています。

 ビリーフにはどんなものがあるか

人間はこの「ビリーフ」を通して世界を見ています。
なにかにイライラしたり落ち込んだりするのは、ビリーフが影響している可能性大なのですね。

「父親は威厳がなければならない」というビリーフがある人は、子どもに反抗されると必要以上にイライラしたりするというわけです。

ビリーフには、代表的な物が7つあるそうな。

1.私は愛されない
2.私は劣っている
3.私は無力である
4.完璧にやらなければ価値がない
5.人から嫌われてはいけない
6.他人を信用してはいけない
7.時間をムダにしてはいけない

いやー、わたしなんて、かなりこれらのビリーフがありますよ!!(汗)

「私は愛されない」と思い込んでいたから結婚もなかなかできなかったし
「私は劣っている」と思い込んでいたから、就活だって失敗してばかりでした。

一度、なにかのきっかけでこういうビリーフができあがってしまうと、脳はそれを証明するできごとを引き寄せてしまうんですって。
そして、またビリーフが強固になっていくという悪循環……。

たとえば、私の「愛されない」というビリーフ。
小学校2年生で転校したとき、いじめられたことが大きく影響していると思います。

そこでビリーフができ、その後もそれを補完するようなできごとが起こってしまう。

友達に仲間はずれにされたり。
「クラスの男子みんながあなたを嫌ってるよ」とご注進にくる女子がでてきたり。
つきあった彼氏に振られてしまったり。
「あの人ステキだな」と思う人に、まったく見向きもされなかったり。

冷静に他人の目で見ると「いや、そんなことないでしょ」とか「たまたまその時だけでしょ」ということばかり。

でも、「私は愛されない」というビリーフがある人にとっては、
「やっぱりね」
「これが現実よ」
ということになっちゃうんですね。

 ビリーフを変える5つのポイント

ビリーフが作り出す悪循環から抜け出すためには。
以下のポイントに注目します。

1.「言語化」すればコントロールできる。
2.ビリーフがうまれた事に感謝する。
3.毎日の小さなできごとをビリーフにつなげる。
4.「100%は言い切れない」と疑う。
5.ネガティブからポジティブに置き換える。

1.言語化すればコントロールできる

まず、言語化することで「そのビリーフが存在する」ということに気がつく。
存在に気づきさえすれば、冷静に客観視でき、コントロールが可能になるのです。

2.ビリーフが生まれたことに感謝する。

ビリーフというのは、もともとは自分を守るために作られた物です。

「振られて傷つきたくないから、最初から『愛されない』と思おう」
「かまれてケガをしないように『犬は危険だ』と思おう」

今現在は必要のなくなったビリーフも、その時は必要だったからできたのです。
なので「今まで私を守ってくれていたんだね」と感謝するのです。

3.毎日の小さなできごとをビリーフにつなげる

ビリーフは大きな衝撃的な体験からもできますが、小さい体験の積み重ねでも生まれます。
なので、それを逆手にとり「小さい成功体験」を意図的に積み重ねる。
そうすれば、ポジティブなビリーフを作ることができるのです。

4.「100%は言い切れない」と疑う

思い込みであるビリーフを言語化することで、客観的に反論することができます。

「私は愛されないと思っていたけど、ひとりも友達がいない訳じゃないよね?」
「私は仕事ができないと思っていたけど、書類作るの早いよね?」

そんな風に、例外体験を探して、

「100%そうとは言い切れないよね」

と、ネガティブビリーフを崩していくのです。

5.ネガティブからポジティブに置き換える

ネガティブビリーフは、すべて消さなければいけないわけではないのです。
ネガティブなものを小さくし、ポジティブビリーフの割合を大きくしていけばいいのです。

 自分を変える習慣を身につけよう

ネガティブビリーフを弱め、ポジティブビリーフを増やすために、本では「書く習慣」をすすめています。

1.ターゲットビリーフを探る
①感情日記を書く
②ターゲットビリーフをしぼる
2.ネガティブビリーフを弱める
①証明体験を集める
②例外体験を見つける
3.ポジティブビリーフを強める
①ポジティブビリーフを引き出す
②近い将来に適用する

「人生うまくいかないのは、ビリーフのせいかも」と、なんとなく理解できたと思います。
でも、自分にはどんなビリーフがあるのかを具体的に知るのは難しいんですよね。

本書には、5人の「変われない人」たちが、ビリーフに気づき、変わっていく様子が書かれています。

代表的なビリーフが具体例として書かれているので、自分と似た例を読めば理解の糸口がつかめるでしょう。

ちなみに、私は「失敗を恐れずに行動する自分になる」のC子さんが参考になりそうです。

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