こんにちは。ぴよちゃんです。
断捨離を続けていく中で、どうしても迷ってしまう時があります。
その一つが、この万年筆。
アウロラ オプティマ 万年筆 ブルー F(細字) | ||||
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アウロラオプティマの軸がブルーの万年筆です。ペン先はゴールド。
ちょっと調べていただければわかりますが、すんごい高いです。
私も5~6万くらい出して買いました。
しかも、ただの万年筆ではありません。
万年筆のプロに、私仕様にペン先を研いでもらったものです。
→万年筆専門店フルハルター
どうして、そんなお高い万年筆を
しかも自分仕様に研いでもらったものを使っていなかったのか。
「そもそも、動機が良くなかった」と今では思います。
じつは同時、仕事で行き詰まっていて……。
それを打開するため、万年筆を買おうと思い立ったのです。
さらに、とちゅうでいろいろ気が変わったのも良くなかった。
最初は、評判が良くて人気の「ペリカン」の万年筆を買おうと思ってお店に行きました。
ペリカン スーベレーンM800だったかな?
Pelikan スーベレーン 万年筆 緑縞 M800 F(細字) | ||||
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でも、実際持ってみたところ、私には軸が太くて重かったのね。
それで、軽い物をいくつか出してもらって、気に入ったのがアウロラオプティマだったのです。
アウロラの方が細い字が書ける、というのも選んだポイントでした。
当時は細字が好きだったの。
メーカーだけでなく、色の選択でも、気が変わりました。
もともと欲しかったのは、緑か赤。
ペリカンでもアウロラでも、緑か赤にしようと思っていました。
ところが。
買いに行った当日はめちゃくちゃ暑い日でね。
つい、涼しげな青を選んでしまったんです。
帰り道にすでに大後悔。
今の私なら、すぐさま店に取って返して、色の変更を申し出る所ですが。
当時の私にはそれができなかった。
今でも、赤や緑のオプティマを見ると「きれいだなー」とうらやましくなりますよ。
そんなこんなで、ネガティブや後悔の象徴になってしまったこの万年筆。
10年近く、ほとんど使っていなかったんです。
でも最近、 フリクションボールペンを買ったことから、文具熱に火がつき。
万年筆を復活させることにしました。
長い間ほったらかしだったので、ちゃんと書けるのか心配でしたが、大丈夫でした。
ちなみに、このインクも特注品です。
本当は万年筆メーカーのインクじゃないといけないんだけどね。
セーラーの「
インク工房」で、自分好みの色をブレンドしてもらいました。
名前も自分でつけられるんですよ。なんてステキな企画だろう、と思います。
このブレンドの比率は登録されていて、また同じ色を注文することができます。
万年筆を見るたびに思い出してきたネガティブなもの。
10年近くたって年を取り、そういうものが気にならなくなってきました。
せっかく復活させた万年筆とインク、いっぱい使おうと思います。
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