終戦の日ですね

こんにちは。ぴよちゃんです。

今日8月15日は終戦の日。
そろそろ分かる年頃だろうと、録画しておいた「火垂るの墓」を子どもたちにみせてみました。
でもまだ、ちょっと早かったみたいで、まともにみてはいませんでしたね。

「こういう風に焼夷弾が降ってきたんだよ」
「道を歩いていて、子供が機銃掃射に遭うこともあったんだよ」
「食べ物が無くて、体が弱って死んでいく子もたくさんいたんだよ」

説明しながら、私の方が泣いていました。

祖父たちに戦争の話を聞いておけばよかった

戦後70年の節目の年。
今になって思うのが、
「祖父にもっと戦争の話を聞いておきべきだった」 
ということです。

母方の祖母には、戦争の話をたくさん聞きました。
空襲に遭って、防空壕の中で一家全員焼け死にかけた話や、戦後の闇市の話。
毎回行くたびに聞いていたので、それはそれは臨場感を持って心の中に残っています。

とはいっても、子どもの頃は「また戦争の話だよ~」と、いささかウンザリもしていました。
罰当たりですよね。もっと一生懸命、話を聞いておけばよかった。
大人になった今なら、自分からも質問して、もっと詳しい話を聞けただろうにと思います。

一方、祖父たちは戦争の話をほとんどしませんでした。

母方の祖父は背が低く目も悪かったため、「丙種合格」で戦争にはいかなかったようです。
でも、ある日特高にボコボコにされて帰ってきたことがあったんだとか。
何があったのだろう。聞けばよかった。

父方の祖父は、航空機の整備兵で、岐阜の各務原や中国にいたそうです。
「中国で列車を待っていたら、たまたま反対のホームにいとこがいて、本当にうれしかった」
なんて、ほのぼの話は聞かせてくれましたが、戦争の苦労話は一切しませんでした。

うちだけでなく、女性が戦時の苦労を語っても、戦場に行った男性たちは口をつぐむことが多かったようですね。

思い出したくもない体験だったのかもしれません。
戦死した仲間や銃を向けた敵に申し訳ないと、悔悟の気持ちから語らない人もいるのかもしれない。

加えて、戦後の反戦一色の空気が、元兵士たちの口をつぐませたのでしょう。
戦後は、戦死した人の家族を「戦争加担者の家族」と差別する風潮もあったそうです。
好きで戦争に行ったわけじゃないのに、ひどい手のひら返しですよ。

「自ら戦争しない」は当たり前

現代の日本人なら、「戦争をしたくない、してはならない」と、全員が思っていると思います。
安保関連法案で、いろいろ世間はかまびすしいですが……。

とりあえず、日本が自分から戦争仕掛けることなんて、まずないでしょう。
食うに困らない恵まれた国で、宗教や民族や思想の対立もないのに、戦争する理由が見つからない。

みずから世界に侵出していった代償は、日本人なら嫌と言うほどわかっているはずです。
自分たちも悲惨な目に遭い、いまだに70年前の戦争の事で、他国に責め立てられている。
大変な戦後処理は終わっていない。
だから、日本が自ら単独で戦争することはあり得ません。

心配なのは、他国からの攻撃と、関係ない戦争に巻き込まれること

先進国で恵まれた日本が、自分から戦争を起こすことなんて、まずありません。
何のメリットもないからです。むしろ、デメリットしかない。
だから、「安倍は戦争をしようとしてる」なんて意見は、お話にもならない。

日本が戦争状態になるとしたら、

・他国からの攻撃
・同盟国の戦争に巻き込まれる

の2点しかないわけです。

他国からの攻撃を受けたら、無抵抗のうちにいきなりミサイルを撃ち込まれて……。
一瞬にして「火垂るの墓」の世界になっちゃうんですよね。
祖母たちがさんざん苦労したように、国中が火の海になって、一般市民が逃げ惑う状態です。

そうならないために、「同盟国同士でお互い守りあおうね」っていうのが安保関連法案なんでしょう。
「同盟国に手を出したら、仲間の国も黙っちゃいないよ」という牽制になる。

ここだけ見れば、安保関連法案ってわりとメリットがありそうに見えますが。
「同盟国の戦争に巻き込まれるかも」っていうのがね。

レヴィ=ストロースという人類学者が、
「仏教、キリスト教、イスラム教と、五百年おきに新しい宗教が生まれて、だんだん質が悪くなっていくのはどういうことだ」
と言ったそうです。

他の宗教を悪く言うつもりはないんだけど……。

いろいろな宗教や民族対立を見ていると、このレビィ=ストロースの言うことに納得してしまいます。
教義そのものが悪いのではなく、信徒の質が悪いんじゃないかと思わざるを得ない。

イスラム教もキリスト教も、同程度に悪い。
「自分が正しい、相手が悪い」と決めつけて、気に入らないと武力攻撃するんだもん。
その点仏教は、他の宗教と血で血を洗う対立はしていないですもんね。

おおざっぱにいえば、世界の争いのかなりの部分は、
「キリスト教vsイスラム教」
「キリスト教の某宗派vsキリスト教の某宗派」
「イスラム教の某宗派vsイスラム教の某宗派」
なんですよね。

で、そこに民族問題やら部族闘争やら人種差別やら中華思想やらが加わり。
さらに、西側vs東側の対立が絡んで複雑になっていく。

宗教対立なんて、無宗教(とはいえ仏教と神道が身についている)の日本人には無関係。
民族問題だって「日本人にとって滅ぼしたいほど憎い民族」なんて存在しない。

アメリカを中心とした西側諸国についたがために、「資本主義かつキリスト教側」として戦争することになったとしたら、納得いかないのよねえ。

「賛成でもあり、反対でもあるという意見は何の役にも立たない」と言われますが。
役立たず呼ばわりされようが、私は安保法案は賛成でもなければ反対でもない。

むしろ、「賛成」「反対」と言い切れる根拠を教えてほしいわ。
戦争や外交なんて、白か黒かの二元論じゃ語れないでしょうに。

できることなら、日本や戦争難民だけ、戦争や紛争のないパラレルワールドに行けたらいいな、って感じですわ。
いろいろめんどくさいから巻き込まないで、と思います。

一番いいのは、地球規模で仏教の「胎蔵界曼荼羅」の世界にになってくれることかな。
一人一人が、他人に惑わされずに「楽」を追求して、でも、地球全体としては調和が取れている、というね。
【書評】わかったような、わからんような……「仏教が好き」 河合隼雄×中沢新一

ま、無理だろうけど。

でも、日本がリーダーシップをとって、仏教的な調和に世界を導く努力をするのは、やってみる価値があるとは思っています。

しかし、どうせ白人が「黄色人種のくせに生意気」とか。
中国が「東夷のくせに生意気」とか言うんだろうな。

勝手にマウンティングに巻き込まないでほしいわ~。
そういう勝手なマウンティングが、戦争の原因なのにね。

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