こんにちは。ぴよちゃんです。
何度もブログに書いていますが、私はどちらかというと定住派です。
→成長する人は引越し好き? 定住派はダメなの?
少なくとも次女が高校を卒業するまでは、今の家に住んでいたいと考えています。
交通の便が良く、買い物や通院にも便利な場所なので、老後こそメリットがある家かも。
そう考えると、一生この家に住み続ける可能性も大です。
でも。
夏に実家に帰省して、「結婚を機に住む地域を変えてみてよかった」と思えることがありました。
すべてがリセットできる
地元に帰ると、小学校・中学校時代の友人たちが、けっこうそのまま住んでいた所に残っていたりします。
で、何十年もたった今でも、一緒に遊んだり集まったりしている。
これはこれで素晴らしいことなんですが……。
一方で息苦しくもあるな、と感じました。
私は、昔、転校生だからといじめられていたことがあります。
そのまま地元にいて、そのいじめっ子たちと顔を合わせるのはちょっとイヤだな、と。
お互い大人になったので、もう相手も私のことをいじめたりはしないでしょう。
私もうまくスルーできるようになっているし、今会ったら逆に友情をはぐくめるかもしれません。
でも、なんとなくイヤ。
過去をリセットできるという点で、まったく違う地域に引っ越したのはよかったと思います。
過去の自分を知っている人がいなければ、昔の自分のキャラに引きずられずに、行動の自由度も増すというものです。
視野が広くなる
違う地域に住むと、見るものも考え方も行動も変わってきます。
たとえば遊び一つにとっても全然ちがう。
関東の都市部に住んでいると、どうしてもテーマパークや博物館・美術館、映画、大きい公園、話題のお店に行くことが「遊び」になってしまいます。
うちなんて車がないから、なおさらそういう傾向になりますね。
アウトドアに行く人もありますが、どうしても大がかりなレジャーになってしまいます。
一方、地方にいると車があるのが当たり前。
私も独身時代は気軽にドライブに行っていたし、ちょっと走れば海や山や川にすぐにいけます。
子供を遊ばせるにも、「ちょっと川に」なんてことが多いんですよね。
ずっと同じところに住んでいたら、そういう違いに気付かなかったでしょう。
東京生まれ・東京育ちの人は、特に気を付けた方がいい
東京には何でもある。すべてがそろっている。
テレビも新聞も雑誌も東京の事ばかり。
すべては東京中心に回っている。
でも、それってものすごい勘違いです。
東京にあるのは、テレビで話題のスポットやお店だけです。
それ以外の物は何もない、と言ってもいい。
「東京は歴史ある土地だ」と威張る人もいますが……。
有史以来、どこにでも人が住んでいたのだから、歴史なんてのはどこの地域にでもあるんです。
東京や京都や金沢だけが「歴史ある町」ではない。
「東京には何でもある」「東京には歴史がある」
そう言って他の地域をバカにしている時点で、とても視野が狭いと言わざるを得ません。
テレビをぼんやりとみているだけでも、地方の人はローカル情報と東京の情報を自然に入手できる。
自分の地域のことも、東京のことも、よく分かっているのです。
一方、東京では東京の番組しかやらない。
東京の人は、東京の事しか知ることができないのです。
これって、すごく視野が狭くなりますよね。
私も、名古屋に帰省するたびに、
「東京中心にしか物を考えられていなかったな」
とハッとします。
なので、生まれてからずっと東京に住んでいる人は、「自分の視野は狭いかも」と疑ってみた方がいいと思いますよ。
地方出身者を「田舎者」なんて小ばかにしている人は、ほんと気を付けた方がいい。
世の中には、自分の知らない世界がいっぱいあるのです。
子供も外に出すべきだなあ
子供が独立して遠くに行ってしまうのは寂しいですが……。
うちの子も関東生まれの関東育ち。
東京の情報しか入ってこない状態で生活しているわけです。
井の中の蛙のくせに「私は日本の中心東京の人間よ」なんて、鼻高々でいるのはちょっとイタい。
大学か就職の際に、一度は他の地域に出した方がいいな、と思っています。
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