こんにちは。ぴよちゃんです。
久々の書評。
マンガを大人買いしましてよ。
「NARUTO-ナルト-」1~72巻
「NARUTO-ナルト- 外伝 七代目火影と緋色の花つ月」
岸本斉史さん。全73巻です。
これを買ったがために、しばらく長女にKindleを奪い取られたのでした。
落ちこぼれ少年時代から火影になるまで
体の中に「九尾の妖狐」を封印されたナルト。
里のみんなに疎まれていた落ちこぼれ忍者ナルトが、仲間との絆を得て、自身も修行や戦いを通して強くなっていく……。
いまさら私が書評を書くまでもない有名マンガです。
てか、長すぎて「書評」なんて書けませんが。
ナルトの少年時代から火影になるまでをガーッと通しで読んでいると、その成長ぶり、仲間の信頼を得ていく様に胸が熱くなります。
息子の成長を見ているようで、かーちゃんワクワクしました。
うちに息子はいないけれども。
構成にムダがなくて驚いた
長年続いてきた世界的大人気マンガです。
「できるだけ長く連載してほしい」という、出版界の大人の事情もあったかと推察されます。
なので、
「きっと、大人の事情で、引き延ばしエピソードみたいなのがあるんだろうな」
などと勝手なイメージを抱いていました。
しかし、通しで読んでみてびっくり。
ムダな脱線などなく、物語のクライマックスに向かって、すべてがまとまっている。
いやー、すごいな。
15年もの間、内容をぶれさせずに、壮大な物語を仕上げるなんて!
ちなみに、私が一番好きなところは、サクラとチヨバアがサソリと戦うところですね。
ナルトじゃないんかい! という突っ込みが入りそうですが。
サクラちゃん、かっこいいんだもの。
外伝はサスケの娘が主役
外伝の「七代目火影と緋色の花つ月」の方は、サスケとサクラの娘、サラダが主役です。
物ごころついたころから、父親のサスケに会ったことがないサラダ。
両親がそろっているナルトの息子のボルトよりも、内面はナルトに近いですね。
サクラは本当に自分の母親なのか。
父のサスケは自分の事をどう思っているのか。
自分の家族にはちゃんと「つながり」があるのかどうか。
両親やナルトの戦いぶりをみながら、サラダも自分の「家族の絆」を実感していく。
今日はたまたま「家族の絆」が続きましたな。
→【書評】やはり感動で前が見えない「銀曜日のおとぎばなし」 萩岩睦美
わが家では、中二病全開のチョウチョウ(チョウジとカルイの娘)が大うけでした。
かわいげのあるデブ、最高です。
私もかわいげのあるデブを目指そうかと。
え? オバサンはやせろって?
うちは映画BORUTOを観てからこのマンガを読みました。
時系列的には、マンガ読んでから映画見たら面白いと思いますよ。
しかし、火影になったナルトは男前ですね。
Kindleでは大人買いができる
今回の大人買いが実現したのは、ひとえにKindleのおかげです。
だって、73冊もマンガを保管しておく場所なんて、わが家にはないもんね。
ダウンロードはさすがに時間がかかりましたが、まとめ買い機能がついているので楽ちんでした。
カラー版よりもモノクロ版の方がきもち安いです。
どちらにしても、Kindle paperwhiteだと白黒表現しかできないので、モノクロ版が断然いいです。
他にも、まとめ買いができるマンガはたくさんありますよ。
やっぱ、Kindle最高だわ。
余計な過去話がなければ、余計なキャラクターがいなければ、70巻も要するような物語ではない作品。もっと巻数を絞ったしまったストーリーだったはずが引き伸ばしとしか思えないような展開で間延びしてしまった印象。