こんにちは。ぴよちゃんです。
先天性股関節脱臼治療中の次女。
先日、ようやく装具をとる許可が下りました。
「世界に一つだけの装具」を外せたので、その装具がどんなものなのか公開したいと思います。
股関節脱臼の治療手順
生後3か月からいろいろな装具をしたり、2回(抜釘いれたら3回)の手術をしてきた次女。
→次女の受けた手術 ソルター骨切り
→次女退院しました&次女の体から出てきたものを公開
先天性股関節脱臼の治療は、だいたいこんな感じで行われます。
黄色の部分が装具、()内はその時の月齢、年齢です。
リーメンビューゲル(3~7か月)
↓
入院して牽引治療(7か月)
↓
内視鏡手術・徒手整復(7か月)
↓
ギプス(7~9か月)
↓
ぶかぶか装具(10~11か月)
↓
スコティッシュライト(3~4歳 1年間)
↓
ソルター骨切り(5歳10か月)
↓
ギプス(5歳10か月 2か月半)
↓
スコティシュライト(6歳 4か月間 途中で抜釘手術)
赤ちゃんが「先天性股関節脱臼」だと言われて不安になっている親御さん。
これを見て「え、こんなにかかるの……?」と思ったかもしれません。
でも大丈夫。
うちの次女が特殊なだけです。
2回もスコティシュライトつけた子なんて、次女しかいないんじゃないかしら。
大体の子はリーメンビューゲルで治るそうです。
それで治らなくても、牽引や徒手整復で治る子も多いんですよ。
だから、そんなに心配しないでね。
それでは、「スコティシュライト」を公開
つい最近までつけていた「スコティッシュライト」を公開します。
色も柄も特殊なので、モノクロで。
こういうのです。ごついでしょう。
重さは1kgありました。
足を常に開いた状態にして、「てこの原理」で大腿骨頭を内側に入れるわけです。
次女の場合、腰から足の部分を手術しているので、患部の保護の意味もあります。
ちなみに、次女の病院では未就学児は「スコティッシュライト」を着けますが、小学生以上は松葉づえを使うそうです。
たぶん、どこの病院でも、プラスチックや革の部分の色が選べるのではないかな?
今の病院は革もプラスチック部分の色柄も豊富で、選ぶのが楽しかったです。
次女の装具、すごくかわいいんですよ。
治療中暗い気分にならないように、装具屋さんが工夫してくれてるんですね。
入院中の子たちの装具、それぞれ個性が現れていました。
大丈夫! がんばれ、がんばれ!
先天性股関節脱臼の治療は、長い時間がかかります。
1000人に2、3人の病気なので、情報が出回っているわけでもありません。
リーメンビューゲルはまだしも、ソルター骨切り術やスコティッシュライト装具についてはほとんど情報がなくて、手術を受ける前は心配になってしまいますよね。
この記事が、なにかの参考になればうれしいです。
【追記】
股関節脱臼に関するサイトを作りました。
次女の治療を通して経験したこと、困ったこと、その解決法などをまとめました。
ぜひ、ごらんください。
→股関節脱臼.com
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