こんにちは。ぴよちゃん(マノヒロミ)です。
兄弟姉妹でも、性格がまったく違いますね。
次女が小学生になってわかった姉妹の違い
この春で、次女が小学生になりました。
長女は4年生なので、うちには小学生が二人いることになります。
じつは今まで、長女の生活態度に困り果てておりました。
宿題をなかなかやらなかったり、学校からのプリントを出さなかったり。
何度注意しても、ランドセルは床(というか玄関)に置きっ放しだし……。
私のしつけが悪いのか。部屋の導線が悪いのか。
長女が入学してからの3年間、ひそかに悩んでおりました。
しかし。
一年生になった次女をみて「私、悪くないじゃん」と思いましたね。
次女は帰ってきたらすぐ、決まった場所にランドセルを置く。
お手紙は言われなくてもちゃんと出す。
次の日の支度は寝る前までにきちんとやる。
うちの学校は、家庭に一枚、上の子にだけに配られる「家庭数のプリント」があります。
今までは長女が出さない限り、プリントが配られたこと自体がわからなかったのですが……。
最近は、
「今日は家庭数のプリントがあるはずだよ」
と次女が教えてくれるので、長女に「プリントは?」と催促できるようになりました。
思えば、幼稚園の頃も、長女はなかなか制服に着替えなかったけれど、次女は自分で勝手に着替えてたしな。
二人とも「小学生」という同じ立場になったので、性格の違いが際立つようになりました。
性格の違いのせい。しつけのせいではない
同じような育て方をしてきた姉妹でも、一方はきちんとやれるのに一方はできない。
これはもう、親のしつけ云々ではなく、もともとの性格や能力の差でしょうね。
今まで
「どうやってしつけたらいいんだろう」
と悶々としていましたが、こりゃどうしようもないや。
これからも気づいたことは注意するけど、自分の教育が悪いと思うのはやめよう。
生活習慣はまったくダメな長女ですが、いいところもあります。
学校での出来事や友達のことを聞くと、必ずプラス面について話すんですね。
「○○さんがおもしろいこと言ってた」
「××くん、こんなところがすごいんだよ」
クラスメイトに暴れん坊がいて、長女も何度かケガを負わされたことがあるのですが……。
その子のことですら、長女は悪く言ったことがないのです。
これは長女の美点ですね。
一方、次女は学校のことを聞くと
「○○くんにイヤなことされた」
「今の席嫌いだから、はやく席替えしたい」
と、ネガティブなことしか言いません(笑)
同じ学校のことでも、姉妹でこんなにとらえ方が違うんだな、と。
ほんと、もともとの性格ですね。
「いい子」は親の手柄じゃない
よく
「親のしつけがなってない」
「ちゃんと育てれば子どもはいい子に育つのに」
などと他人を批判する人がいます。
たしかに、ぜんぜん子どもをみずに放置している親もいますが……。
でも、たいていの親はがんばってしつけをしていると思うんですよね。
自分の経験から言っている方もいるだろうけど、その人だって育てたのは多くて4、5人。
たいていの人は2、3人しか育てていないでしょう。
その程度では「こうすればいい子に育つ」なんて、論じることはできないんじゃないかな。
子育てが上手くいったのは、たまたまその子が生まれつき穏やかな子だったり、育てやすい子だったからかもしれないしね。
親の手柄ばかりではないと思いますよ。
識者と呼ばれる人だって、家庭を外側からしかみることができない。
その子がどんな性格でどんな行動をとるか、識者は親以上に詳しく知ることはできないのです。
(もちろん、外側からみたアドバイスは有効ですが)
なので、子どものもともとの性格を無視した「子育て論」に振り回される必要はないのです。
「子どもの性格だから仕方がない」と割り切る一方、その子その子にあった教育方法を考えないといけないですね。
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