【書評】天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある

こんにちは。ぴよちゃん(マノヒロミ)です。
読んだ本の記録は全部書きたい、と思いつつ、ぜんぜん追いつきません。
特に印象的だった本の記録だけ書こうかな。

今日の本は
「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」 山口真由さんです。

頭のいい東大生は努力しなくてもいいんじゃないの?

この本の著者、山口真由さんは東京大学を首席で卒業し、卒業後は財務省に入省。
その後、弁護士として活躍している才媛です。

 

東大を首席で卒業、いや、東大に入れる時点で頭の構造がちがうんでしょ?
そう凡人の私たちは思ってしまいます。

 

うん、たしかに東大入れる人って、頭の構造が違うと思いますよ。

私の高校の同級生に

「宗教の関係で、方角のよかったこの高校に入学した」

という男子生徒がいました。
うちの高校には似つかわしくないような天才。

彼は東大や京大に受かってましたが、近くで見ていて「やはり頭の構造が違うな」と思いましたね。

 

でも。
もともと頭がいい東大生でも、努力をしなければ才能を発揮することができないのです。

 

著者の山口さんは、司法試験直前の勉強で「蛍の光」の幻聴が聞こえるほど、一生懸命勉強したそうですよ。

毎日19時間30分の勉強だって!!
私もけっこう勉強がんばったけど、そこまではできなかったな。

得意な分野で勝負せよ

先日読んだ、為末大さんの本にも書いてありました。
【書評】諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

 

「自分が得意な分野で勝負する」ことを山口さんも勧めています。

そうはいっても、「自分の得意な分野ってなんだ?」と言うのが凡人というもの。

山口さんは、「読む、書く、話す、聞く」の4分野を評価せよ、とおっしゃっています。
この4つのうち、自分の得意なものは何かを考えると得意分野がわかるそうです。

 

私だったら、「書く」が一番得意かな。
「書く」が5だとすると、次が「読む」で4。
「聞く」は2か3で、「話す」が1ですかね。
話すこと自体は苦痛ではないけれど、筋道たてて話せないのです。

 

そして、自分の得意分野が見つかったら、その能力を伸ばす方向で「努力」するのです。

苦手分野はマイナスからのスタートで、しかも苦手だから努力に苦痛をともないます。

得意分野なら、もともと他人より秀でている上、努力するのも楽しいですからね。
努力のしがいがあるというものです。

反復・継続せよ

私もこれは大いに納得し、まわりの人にも勧めています。
「反復・継続」は何事においても大事。

 

たとえば参考書を一冊買うとき。
まず、大きな書店で実物をいくつも見て、網羅的で自分に合っている物を選ぶ。
それを、何度も繰り返し読んだり解いたりするのです。

数学がすごく苦手な私ですが、10年ちょっと前に簿記2級をとりました。
このときも、予備校のテキストを何度も繰り返しやりましたね。

 

一度通しですべてのページを解き、わからなかったところはすぐに答えを見てしまう。
解けなかったところにしるしをつけておき、二巡目でできなかった問題を解いていくのです。

何冊も違うテキストを買ってしまうと、たいてい失敗します。

まず、買っただけで満足して、ちゃんと勉強しないことが多い。

勉強したとしても、得意な系統の問題ばかりやってしまい、苦手な系統は苦手なまま取りこぼしちゃうんですよね。

なので、不安になっても同じ問題集を何度もやった方がいいです。

 

山口さんは、読書に関しても「わからない言葉があっても途中で辞書を引いたりせず、ページをめくって最後まで通読する」とおっしゃっています。

同じ本を7回読めば、「理解しながらじっくり読もう」とするより理解が深まるそうです。

定量的な目標をたてよ

「定量的」というのは、「数字で客観的にわかる」ということですね。

 

ダイエットでも「キレイにやせる」ではなく「○月後までに○キロやせる」にする。
誰がどう見てもわかる目標を立てることがだいじなのだそうです。

 

たしかに「キレイにやせる」では、どういう状態なのかがはっきりしない。
「500グラムしかやせてないけど、キレイだからいい」
なんて、どれだけでも言い訳できちゃいますからね。

 

そういう点で、こどもの習い事を見てみると……。

主観で評価が変わるピアノやダンスより、進級の基準が明確な水泳やそろばんの方が「努力」に向いているのだそうです。

優先順位を決めよ

時間には限りがあります。

今の自分にとって何が大事なのかを見極め、削っていい時間、絶対に削ってはいけない時間の優先順位をつけなければなりません。
仕事をがんばりたいなら、資料を読む時間と睡眠時間は最優先だけれど、友達と飲みに行く時間は削る。

そんな風にきちんと優先順位をはっきりさせ、時間を意識的に割り振るように気をつけましょう。

受験生や学生さんはもちろんのこと、社会人やこどもを指導する立場の人も「努力の方法論」は知っておいて損はありません。

幻聴が聞こえるほど努力をした人の努力論。
とてもオススメですよ~。

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