【書評】「ポジティブ・チェンジ」 メンタリストDaiGo

こんにちは。ぴよちゃん(マノヒロミ)です。
いやー、私はけっこう引きが強い。
本に関しては、選ぶ本選ぶ本、ぜんぶ当たりだもんね。

というわけで、今回の本もとても面白かった!!
ポジティブ・チェンジ」 メンタリストDaiGoさんです。

人間とは、本能的に変化を嫌うもの

人、特に日本人は、

「このままじゃいけない」
「変わらなきゃ」

と、今の自分に不満を持ち、焦りを抱くことが多いですよね。

本屋ではいろいろな種類の自己啓発本が売られているし、高額の自己啓発セミナーも盛況です。

本を読んだ日、セミナーに行った日は気分が高揚して「よし、がんばるぞ」とおもうけれど……。
次の日には元の自分に戻ってしまい、「自分はダメなヤツだ」と落ち込むことの繰り返し。

変化できない人はダメな人間なのか。

「そうではない」とDaiGoさんはおっしゃっています。

人間とは、よっぽど切羽詰まった状況でない限り、変化するのを恐れる生き物なのだそうです。
以前、読んだ「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術」にも書かれていました。

人間には「ホメオスタシス」という機能が備わっています。

わかりやすい例でいうと、甘い物を食べて上がった血糖値を下げ、元に戻そうとするのが「ホメオスタシス」ですね。

さらに、ここ近年では「アロスタシス」という機能があることも分かってきたそうです。
これは、甘い物を見ただけで「これから血糖値が上がる」と予測し、血糖値を下げ始める機能。

ことほどさように、人間は「変化したものを元に戻そう」とする本能があるのです。

これほど変化を恐れる人間が「変わろう」とする場合。
今までは、「努力」「根性」「成功した自分を思い描く」などの方法が推奨されてきました。

つまり、「変化した後はポジティブだけれど、そこまでの道のりはつらくけわしい」ということです。

でも、この方法では、途中で挫折する可能性が高い。

DaiGoさんは
「変化の結果がポジティブになるだけでなく、変化の過程がポジティブになる」ことを目指して、この本を書いたそうです。

変化するのに「頭」「根拠」「希望」はいらない

自己啓発の世界では、「変化」するために、

しっかり計画をたて
自分に自信を持つように、成功体験を思い出し
成功した自分を思い描き……

そんなふうに、「頭」「根拠」「希望」が重要視されてきました。

でも、DaiGoさんは、頭も根拠も希望も必要ない、とおっしゃっています。

まず、「頭」に関して。

DaiGoさんは、頭で考える前に行動せよ、と書いています。
頭で計画を立てだすと、できない理由をさがしたり、行動を先延ばしにしちゃうんですね。

「学歴がないからムリだ」
「もうすこし準備が整わないと」

はっきり言って、準備が整う日など永遠にきません。
なので、必要最小限の準備だけして、さっさと動き出す。

たしかに、世の中の「成功者」と言われる人たちは、みんな見切り発車で事業を興してますものね。

次に「根拠」

人間は過去のトラウマから「できない根拠」を作り出します。

無意識下で「変わらずに済ませたい」と思っているから、過去のトラウマから「できない根拠」を探してくるのです。
嫌われる勇気」のアドラー心理学の考えですね。

「自分は虐待を受けて育ったから、子どもにも虐待してしまう」
「貧乏な家庭で育ったから、ずっと貧乏なままだ」

なんてね。

でも、逆にトラウマをバネにしている人もいるわけです。

「虐待されたからこそ、自分は子どもを大事にしよう」
「貧乏だったからこそ、誰よりもハングリー精神がある」

「ないものを求めるのではなく、あるものをどう使うか」
それが重要だと、DaiGoさんはおっしゃっています。
トラウマをも手持ちのカードとして利用せよ、と。

最後に「希望」

「希望」をわざわざかかげる必要はありません。

なぜなら、「行動できること自体が希望」だから。

たとえば。
「好きな人に目をそらされる」という同じ現象があっても、ネガティブな人とポジティブな人ではとらえ方が違います。

ネガティブな人は「キモいと思われた」と落ち込み、ポジティブな人は「俺が魅力的だから照れたんだな」と捉えます。

このとらえ方の差で、その後の行動が変わるのです。

「俺はキモい」と思えば、その異性に声をかけることなんてできません。
でも、「俺は魅力的なんだな」と思えば、積極的にデートに誘うことができます。

声をかけなければ、その人とつきあえる可能性は0。
が、声をかけることができればつきあえる可能性が出てくるというわけです。

人が激変するための7つのスイッチ

DaiGoさんがおっしゃる「人が激変するための7つのスイッチ」とは……。

・時間
ふだんより少しだけ早起きするなど。活動する時間によって出会う人も変わる。
・言葉
ネガティブな言葉で自分の脳を汚染させない。
・友人
「朱に交われば赤くなる」という言葉があるように、友人は自分の鏡。
自分が「すごい」と思う人とつきあうと、自分も友人に引っ張られて変化する。
・環境
引っ越し、転職など大がかりでなくても、机のまわりをキレイにする、断捨離するなど、身の回りを整える。
・外見
自分のなりたい姿に見合った服や髪型にする。
・食事
やる気を持続するために、血糖値が緩やかに上がるGI値が低い食事(玄米やナッツなど)を食べる。
ファストフードから和食に変えると、一緒に食事に行く人も変わる。

外見を変えることは、「女の運命は髪で変わる」にも書かれていましたね。
【書評】女の運命は髪で変わる

すべて大きいことをする必要はなく、小さいことから始めれば良いのです。
ちょっとした変化でつきあう人がかわり、他人からの扱われ方が変わり、健康や気力も変わってくるのです。

ポジティブ・チェンジのため5週間トレーニング

この本には、「変化をするため」の5週間にわたるトレーニングが書かれています。

1週目……A4の紙に今の自分と将来の自分を書く
2週目……「新しいこと日記」を書く
3週目……「めんどうくさい」と思ったら、その瞬間に少しだけでも手をつける
4週目……超恥ずかしいことをやる
5週目……敵を利用する

詳しくは本の内容を参照していただきたいのですが、どれも簡単にできることばかり。
……いや、4週目の「銭形警部のマネ」はちょっとハードル高いですが(笑)
でも、そんなに難しいことは書かれていません。

最初にも書いた通り、DaiGoさんは「変化の結果がポジティブになるだけでなく、変化の過程がポジティブになる」ことを目指しています。

なので、苦痛になるトレーニングはないのです。
「銭形警部のマネなんて絶対ムリ!!」という方には、もっとソフトなトレーニング例も書かれているので、ご安心を(笑)

この本も、Kindle Unlimitedの対象本です。
「変わりたい」と思っている人はぜひどうぞ!!

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