【書評】片付けもお金も、まずは自分との対話から。「ゆるい片付け」 小松ゆみ

こんにちは。マノヒロミ(ぴよちゃん)です。

ゆみちんさんこと小松ゆみさんが、片付け本を出版されました!!
おめでとうございます~。

さっそく拝読しましたので、今日はその書評を。

「捨て疲れ」している人たちの思いを言語化

ゆみちんさんは、世間の人たちがなんとなくモヤモヤと思っていることを「言語化」するのが上手なのです。

本書を読みながら、
「そうそうそうなのよ!!」
と、何度も深くうなずきました。

まず、冒頭部分から共感しましたね。

私も、ゆみちんさんと同じく「持たない生活」に憧れていたひとりです。

このブログだって、最初の頃は「シンプルライフを目指すブログ」だったもんね。
いつのまにか、「オバサンが気力体力を温存する方法」とか「写真」のブログになってるけど(笑)

そんな私にとっても、近年話題になった「ミニマリスト」は衝撃的でした。
「トランクひとつで生活」レベルでモノを持たない人が本当にいるんだ、と驚きましたね。

でも……。
モノを持たない身軽でシンプルな生活に憧れる一方で、

「私はここまでやれないな」
「競うようにモノを少なくする必要はないのでは?」

と、モヤモヤした気持ちを抱いていたのも事実。

特に、
「そんなもの必要ですか?」
「アレもコレも捨ててしまえばいいのです!」

そんな風に言い切られてしまうと、ちょっと反発心も出てきたりするんですよね……。

捨てることに疑問を持ちながらも、本書のゆみちんさんと同じように、家族に捨てることを強要して煙たがられたことも多々あります。

「持たない暮らし」に憧れはするけれど、何かが違う。
これは本当に自分の望んでいる住まいや暮らしなの?

私と同じように、「持たない暮らし」に対して、憧れながらも釈然としない人は、けっこう多いのではないかと思います。

そんな風にモヤモヤした気持ちを、ゆみちんさんは上手にすくい取って言語化してくれています。

そして、ご自身の失敗談を元にしながら、そのモヤモヤを解決する方法を体系化。

それが、

「循環ライフ」

という考え方です。

自分基準の「循環ライフ」を取り入れることで、すべてがうまく回り出す

ゆみちんさんの提唱する「循環ライフ」は、

「入れる→キープする→出す」

この3つのサイクルを適切にまわしていこう、という考え方。

モノもお金も、
「入ってきて家にとどまり、いずれ外に出て行く」
という、サイクルを繰り返しています。

とてもシンプルな考え方ですが、これができていないから片付かないんですよね。
私も、胸をはって「できています!」とは言い切れないです(汗)

モノがあふれて片付かないということは、
過剰に「入れ」、「出す」ことができていない状態。

どうやったら上手にこの「循環ライフ」のサイクルを回していけるのか。
手をつけやすいキッチンから順に、具体的な方法をまじえて解説されています。

台所・掃除、クローゼット、消耗品、趣味・思い出の品、人間関係。
順に読み進めてもいいですし、気になった章から読んでいくのもいいと思いますよ。

まずは土台。「自分との対話」からはじめよう

ゆるい片付け2
以前ゆみちんさんが出版された電子書籍
手取り17万円でも3年間で100万円貯める方法 」を読んだときも感じたのですが、
本書でも、マインド――つまり、土台の部分がとても大事にされているな、という印象を受けました。

やみくもにモノを捨て、ミニマルな生活になったところで、それが幸せとは限らない。

自分や家族がどんな生活を求めているのか。
どういう住まい、どういう暮らしになれば幸せなのか。

それを、しっかり考えることが大切なのですね。

ムダ買いしてしまったものを処分するときにも、

「自分はどうしてこれを買おうと思ったのかな」

そう振り返ることで、自分が失敗しがちなパターンを発見したり、自分に合った買い物の仕方を身につける事ができるのです。

「片付けの目的は、自分の適正量を知り、コントロールすること」

本書に書かれていた印象的な言葉です。

いまいちど自分を見つめ直すことで、モノやお金、人との付き合い方を考えてみよう。
「他人基準」ではない「自分基準」を見つけよう。

雑誌などで特集される「収納術」も、もちろん参考になります。
でも、それだけでは、片付けても片付けてもリバウンドしてしまうことに。

まずは自分を見つめ直すことで、モノやお金、人との付き合い方を再構築する。
「捨てすぎない」かつ「持ちすぎない」、自分たちにとって心地いいオーダーメイドの生活。

そんな「わが家独自の循環ライフ」を見つけていたいな、と思わせてくれる本です。

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