誰にでも才能はある。問題はその「原石」をどう見つけて磨くかだ

こんにちは。マノヒロミ(ぴよちゃん)です。

「自分の強みってなんだろう?」
「自分にはどんな才能があるんだろう?」
「今の仕事、自分には向いていないかもしれない……」

そう思ったことはありませんか?

そんな方にオススメの本。
誰にでも才能はある。問題はその「原石」をどう見つけて磨くかだ」の書評です!

人には、それぞれちがった才能がある

この本の作者・本田真美さんは「小児発達医」
主に発達障害の子どもたちを診察している方です。

以前、書評を書いた「医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン 」の著者ですね。

【書評】医師の作った頭の良さテスト。私のタイプはこれだ!!

 

小児発達医の経験を活かして、大人向けに「才能の原石」を見つけるべく書かれたのがこの本です。

「認知特性」ってなに?

人間には「認知特性」というものがあります。

「認知特性」とは、生まれながらにして人に備わっている「考え方」や「思考」の向き不向き、得手不得手の特性のこと。

「じゃあ、自分の認知特性はどうやって調べればいいの?」

と思いますよね。
ご心配なく。この本では、自分の認知特性をテストできるのです。

テストをすることで、以下の能力のバランスが分かるのです。

「知的能力」
A視覚的ワーキングメモリ
B聴覚的ワーキングメモリ
C言語操作力
D数操作力

E空間認知力
F処理能力

「気質力」
G適応力
Hこだわり力
I創造力
J想像力
K社会技能力
L自己コントロール力
M時間力
N継続力
O遂行機能力
P注意力

「身体能力」
Qボディイメージ
R視覚認知力
S聴覚認知力
T運動能力

このうち、突出した能力がその人の「強み」であり、へこんだ能力が「弱み」なのです。

ちなみに、私のテスト結果はこちら。

ワーキングメモリ(頭の中の作業テーブル)の点数が低いですね……。
つまり、見たことや聞いたことをすぐ忘れちゃうということです。

その代わり、創造力や想像力は強いです。
継続力や注意力もあるみたい。

「身体能力」が全般的に低いけれど、これは40代になってからのイメージでテストしていたせいかも……。
子どもの頃や若い頃のことを思い出しながらやった方が正確に結果になると思います!

私もそうなのですが、テスト項目を見たとき「失敗した経験」を一番に思い出してしまう人は、点数が低くなってしまいがち。

なので「自分はネガティブだな」と思っている人は、あまり失敗の記憶に引きずられないように意識してテストした方がいいですよ。

私も、もう一回テストし直そうかな。

この本には、それぞれの特性がどのようなものか、詳しい解説が書かれています。

自分の認知特性と照らし合わせながら読むと、より理解が深まりますよ。
本文を読む前に、まずはテストからやってみてくださいね。

「弱みの克服」ではなく、「強み」を磨こう


この「認知特性」は生まれながらのもので、途中で変わるようなことはないそうです。

成長の過程で「変わった」と思っても、それはもともとその人が持っていた才能が開花したからなのだとか。

ひとはつい、「自分の弱みを克服しよう」と努力してしまいがち。

でも、自分に向いていないことに対する努力は、苦痛なもの。

ならば、弱みを克服するよりも、自分に向いていることを磨いた方がいい。
そのほうが、自分も楽で楽しいし、他の人の役にも立てるわけです。

本では、どの能力をどう活かしていけばいいか、いろいろな例をまじえて分かりやすく説明されています。

弱みは自分の強みでカバーする

「強みだけを磨いていこう」といっても、時には自分の弱い部分を使って仕事をしないといけないこともあります。

たとえば、私は聴覚的ワーキングメモリが極端に弱い。
聞いたことを片っ端から忘れてしまうタイプですが、上司から口頭で仕事の指示をされることもあります。

そういうときはどうするか。

「弱み」を「強み」の能力でカバーするのです。

具体的に言うと……
聞いたことをすぐさまメモして、多少マシな「視覚的ワーキングメモリ」に変換する。
私の場合「想像力」が強いから、頭で自分の行動をイメージして覚えるのもいいかも。

こうすれば、日常生活に支障はありませんよね。

子育てにも「認知特性」は活かせる

 

「宿題をしない」
「漢字が覚えられない」
「部屋を片づけない」
「道路に飛び出す」
「すぐにお友達を叩く」
「かんしゃくを起こす」

子どもにできないことや悪いところがあると「しつけ不足」「努力不足」で片付けられがちですよね。

でも、そんな単純な話ではなく、
その子その子の能力のデコボコのせいで、うまくいかないことも多いのです。

ガミガミ叱ってばかりいると、子どもの自尊心を傷つけてしまいます。

自尊心が傷つけば「自分はダメなヤツだ」と、いろいろなことにチャレンジすることができない大人になってしまう可能性も。

なので、子どもにできないことがあっても「この子の気質だから仕方がない」とあきらめた方がいい。

その子の気質に合わせ、どうやったらそれができるようになるのかを考えた方が、こどものためになるのです。

「この子が二〇歳になったときに、自分のことを心から好きだといえるような子育てをしてあげてください」

と、著者の本田さんも書かれています。

子どもにもこのテストをやらせてみようかな。

弱みは強みでもある


弱い能力が多いとがっかりしてしまいますが……。

 

でも、安心してください。
弱みと強みは表裏一体なんです。

 

例えば「こだわり力」
「諦めない」「探究心がある」という長所である一方、「しつこい」「融通がきかない」という短所でもあるのです。

 

私は視覚的ワーキングメモリが弱く、部屋が散らかっていると、ものすごくイライラします。
なので、自分がイライラしないよう、家をすっきりさせることができるんですね。
「弱み」が「強み」になったわけです。

 

私は「想像力」が強みなので、他の人に比べると危険回避能力はかなり高いです。
でも、危険な未来ばかり想像してしまって、チャンスをつかみ損ねることも多いんですよね。
「強み」が「弱み」になってしまったのです。

 

こんなふうに、全ての能力が長所にも短所にもなるのです。

「弱みが多い」とがっかりするのでなく、「長所」として活用できないか考えてみましょう。

人生の成功のカギは、運ではなく、自分自身を的確に知ること


よく、他人のことを「あいつは無能だ」などと見下す人がいます。

でも、「あいつは無能」という言葉が出るということは、人間を一面でしか見られていないということ。

人間は「有能」「無能」で二分できるほど、単純なものではない。
それぞれがバラエティ豊かな才能を持っているのです。

強い能力がわかれば、社会の中での自分の役割や自分の価値を確信することができるからです。さらに、自分は社会の中で価値のある人間なのだという自尊感情を持つことにもつながるでしょう。

自分に対しても他人に対しても。
それぞれの能力をみとめ、それぞれの才能を活かしていけるようにしたいものですね。

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