こんにちは。マノヒロミです。
今日はこの本を読みました。
なかなか自分のことってわからない
人間って、なかなか自分のことがわからないもの。
自分はどういう性格なのか。
自分は何に向いているのか。
どういう仕事につけば、自分の才能を発揮できるのか。
自分のことを知りたい人が多く、適性診断や性格診断みたいなものが大人気ですよね。
かくいう私も、こういう診断は大好きです。
過去にも、この手の本はたくさん読んでいます。
その中でも、今回読んだ「あなたの天職がわかる16の性格」は、職業に特化した性格診断本です。
4つのテストで16の性格パターンを診断
この本では、
1.外向(E)―内向(I)
2.五感(S)―直観(N)
3.思考(T)―情緒(F)
4.決断(J)―柔軟(P)
この4つの組み合わせで、16の性格を導き出します。
例えば、外向的か内向的かのテストでは、
「他人と一緒にいると元気になる(外向)」or「ひとりで過ごしていると元気になる(内向)」
というように、自分はどちらの傾向があるかチェックしていきます。
最終的にチェックした数が多い方が、自分の性格の傾向だということです。
4つのテストひっくるめて34問なので、そんなに大変なテストではありません。
20分もあれば終わるのではないかな。
16の性格
16の性格は
- 責任者
- 努力家
- 社交家
- 組織人
- 冒険家
- 実務家
- 楽天家
- 職人肌
- リーダー
- アイディアマン
- 企業家
- 戦略家
- チームプレーヤー
- 理想家
- 創作者
- 芸術家
以上16タイプです。
テストの後のページには、
- 各性格の解説と具体例
- 向いている職業
- 長所・短所
- 転職活動のさいに気を付けること
などが、詳細に書かれています。
自分の性格について詳しく書いてあるので、とても面白いのですが……。
逆に言えば自分と関係のない残り15の性格の部分が多すぎて、人によっては「読むところが少ない」と感じてしまうかも……。
年齢を重ねた人はちょっと注意
ちなみに私の場合、それぞれのテストで同点や僅差がけっこう多かったのです。
テストをしてる時も
「うーん、こういう場合はこっちだけど、こういうシーンではあっちだなあ」
と解答に迷うケースもたくさんありました。
結局、
チームプレーヤー、理想家、創作者、芸術家
の4つのどれか、というかんじで、ひとつには絞れませんでした。
これ、私の年齢(45歳)からいうと、別におかしいことではないみたいです。
本書によると、25歳前後から「五感or直観」「思考or情緒」のうち、苦手な方を発達させるようになるそうです。
中年になって、「人生の時間はそう残されてはいない」と自覚することで、「より円熟した人間になりたい」と、苦手な方を補完し始めるんだそうな。
50歳を過ぎると苦手な方をさらに発達させ、短所が短所でなくなっていくそうです。
「五感」「直観」「思考」「情緒」をバランスよく発揮できるようになると、「内向or外向」「決断or柔軟」の項目も、自然にバランスよくなってくる……、と。
50の坂が見えてきた私も、苦手だった性格傾向が矯正されて、円熟してきたということなのかもしれません。
なので中年の人たちは、わりとどういう職場に転職しても、それなりに上手にやっていけるのではないでしょうか。
子育てが終わって、「さあ、また働きに出よう」という人も、どういう仕事についてもなんとかなりそうです。
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